払済保険と延長(定期)保険

家計のやり繰りが苦しいなどの理由などから月々の保険料の支払いが困難になった場合に、現在の保険契約をすべて解約し、解約返戻金を受け取るというのも一つの方法ですが、これまでの積立てによってせっかく得られた保障が以後はいっさいなくなってしまいます。a0027_000273
このような場合、解約は最終手段として残しておき、現在の保険契約をできるだけ生かしながら、保険料の払込みをせずに済むような変更制度を活用することが求められます。
例を挙げれば、「払済保険」は、将来の保険料の払込みを中止するかわりに、その時点で得られる解約返戻金にあたる部分を元手にして、現在の契約の保険金額だけを減額するように変更する制度です。もとの契約に付帯していた特約はなくなってしまいますが、保険期間はこれまでどおり維持されることになります。
また、「延長保険」は、将来の保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金を元にして、現在の契約の保険期間だけを短縮するように変更する制度です。付帯していた特約は同様になくなってしまいますが、保険金額には変わりがなく、万一の際にはこれまでどおり受け取ることができます。
なお、保険会社によってはこのような変更制度がない場合や、制度の利用に何らかの制限がある場合があるほか、現在の契約における解約返戻金にあたる部分が一定以上あることが必要になります。

Comments are closed.